(7)「己の幸せ理論」と「思い込みの法則」

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こんにちは, 土蜘蛛みやこです.

突然ですが, あなたは「公式」と聞いてなにを思い浮かべますか?

解の公式, 加法定理, 微分方程式など数学にまつわるものが多く思い浮かぶことでしょう.

しかし, 人間のマインドにも公式は存在します.

その一つが「己の幸せ理論」です.

これは, 人生の本質は「己の幸せ」であり, 理論の実践により人は容易に幸せになれるというものです.

「己の幸せ理論」は複数の法則から成り立っており, 今回は「思い込みの法則」を紹介します.

以下では, 私が「己の幸せ理論」に出会った経緯と共に解説をしていきます.

(1)「己の幸せ理論」に出会う少し前の話

就活生時代, 私は第一志望に不採用となりました.

同時に恋愛にも失敗して持病のアトピーが悪化し, 「醜形恐怖症」を発症しました.

「醜形恐怖症」は大学内を歩いていてカップルを直視することができない, テレビやYouTubeを見ていてイケメンや美少女を直視することができず発狂するなどの症状が現れる精神病の一種と思われます.

当時の私は心中で「このままではいけない」と思いながらも, 前に進むことができませんでした.

そのような気持ちが交錯する中, 私はある企業の面接を受けました.

この企業は私の中で第3志望であり, 滑り止めのつもりで受けました.

結果的にはこの企業で働くことはありませんでしたが, この面接が私の人生を大きく変えました.

準備を万全に面接に臨みましたが, 面接官には落ち込んでいることを見透かされました.

面接は途中から面接官によるカウンセリング会になり, 私は「第一志望に不採用になってしまい辛い」「正直に申し上げると御社は第3志望である」ことを吐露しました.

そして面接官は私にある質問をしました.

あなたにとって, 「仕事」とはなんですか?

私はこの時, 「私はこれまで育ててくれた家族に恩を返したい. そのために仕事をしなければならない」と伝えました.

この回答をした時, 面接官は私に以下のアドバイスをしてくれました.

これまで君は沢山の辛いことに耐えて頑張ってきた. これからは己の幸せのために生きてほしい.

そして, 面接官は自らの仕事の愉しさについて語り, 以下のアドバイスもしてくれました.

「仕事」は愉しいものであるべきだ. これからは「耐える」だけでなく人生を「愉し」んでほしい.

この時, 私は涙をボロボロ流していました.

最後に面接官は私に以下の質問をしました.

あなたが本当に「仕事」をしたい場所はどこですか?

これに対し, 私は「~(第二志望)です」と真剣な眼差しで答えました.

面接の最後に, 面接官は「仮に第二志望に不採用になったら, また面接を受けに来て良い」と言ってくれました.

結果として私は第二志望に内定を頂きましたが, この時に受けた面接が一番印象に残っています.

この面接を受け, 私は「人生の本質は己の幸せである」とする「己の幸せ理論」を発見しました.

(2)思い込みの法則-人間の欲に際限はない-

この面接を受けて, 私は「どうしたら幸せになれるんだろう?」と考えました.

誰もが羨む美貌を手にすること?, 恋愛が成就すること?, 年収1000万円になること?

当時は色々考えました.

その時, 私が昔大好きだった漫画の一節を思い出しました.

「幸せは望むものではなく, 後から気付くものである」

例え, 私が理想の美貌を手にして, 理想のパートナーと結婚して, 大金持ちになったところで, 今度は新しい欲望に悩まされることでしょう.

即ち, 己が幸せになる上で大切なことは「なにを手に入れるか」ではなく, 己自身のマインドだったのです.

どんなに辛い状況下でも必ず良い側面は存在します.

人生に意味のない事象など一つも存在せず, 一つ一つの事象は己の捉え方次第でプラスにもマイナスにも変わるのです.

いかなる状況下に於いても悪い側面ではなく良い側面を見るように心掛け, それに「幸せ」を感じる.

仮に「幸せ」と感じなくても, 「幸せ」であると思い込むよう全身全霊で心掛ける.

これにより脳を騙すことができ, 初めは「嘘」であった幸せが「真」に代わるのです.

このような法則を「思い込みの法則」と呼んでいます.

そこで私は, 極限的な状況下に於いても「幸せ」と思い込めるようになるために, 就職するまでの冬の期間, (論文執筆と並行して)新聞配達をすることにしました.

毎日深夜1時に起こされ, 月休4日で, 氷点下で雪の降る寒い時期の配達でしたが, なんとか頑張りました.

仕事に慣れてくると, 配達をしながら起業や研究についてアイデアを巡らせるようにしました.

眠くて寒かったですが, 毎日配達中に沢山妄想をして愉しかったことだけは覚えています.

個人事業主としての私の基盤はこの新聞配達の期間で培われたと言っても過言ではありません.

このように, 例え過酷な仕事でも自ら主体的に「愉しさ」を見出すことで, それは「幸せ」へと昇華するのです.

(3)おわりに

幸せになるために必要な物はお金でも異性でもありません.

勿論これらがあるに越したことはないですが, なにより大切なことは己自身の「マインド」です.

「思い込みの法則」をマスターできれば, 落込むことも殆どなくなることでしょう.

「己の幸せ理論」には「思い込みの法則」の他にも複数の法則が含まれます.

引き寄せの法則(既存), 好都合解釈の法則, よだかの法則など…,

法則名もまだ未確定ですが, いずれご紹介したいと思います.

どうぞよしなによしなに.

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