(2)「社畜」という弱者

セミリタ

こんにちは, 土蜘蛛みやこです. 弱者(土蜘蛛)には色々な種類がいると思います.

中でも弱者として認識され辛い弱者が, 社畜だと思っています.

なぜなら, 社会に於いては雇われて働くことが当たり前とされ, 「他の皆も我慢しているから私も我慢しなければ」という感情を知らず知らず植え付けられているからです.

勿論, 今の環境で愉しく働けているのであればそれが一番良いと思います.

しかし, 「生きるために」「嫌々働かされている」のであれば一度考え直した方が良いと思っています.

私自身, 社畜として上司に叱られながら, 毎日やりたくもない仕事をさせられてきました.

私は働き始める前からやりたいことが沢山あり, 早くお金を貯めて起業したいと考えていました.

そのため, 働き始めた当初から固定費の削減など節約に勤しみ, 手取りも学生時代より増えましたが,「なぜか」 貯金額は大して変わりませんでした.

数ヶ月が経過し, 流石におかしいと感じた私は以下のことに気が付きました,

仕事のストレスで不要な支出が増えたために, 手取りは増えたにも関わらず貯金額が変わらない.

即ち,

仕事をする⇒ストレスが溜まる⇒不要な支出が増える⇒金欠になる⇒仕事をせざるを得ない

という「資本主義の蟻地獄」に陥っていたのです.

私はこの「資本主義の蟻地獄」を意識するようになってからは, 手取りが17万程度にも関わらず月10万円の貯金が可能となりました.

地方住みではありますが, 一人暮らしで賃貸を借りている条件下でこれだけ貯金ができるのです.

そこで私は以下のように考えるようになりました.

人間一人が最低限生きるために必要なお金は思っていたよりも少ない. それなら, 一度きりの人生をこんなつまらない仕事に捧げるよりも, (例え今より収入が少なくなったとしても)やりたいことをやろう.

実際, 大抵の物が安く手に入る時代になっており, 低水準でも幸せを感じられる生活に慣れていれば, 無理して過剰に働く必要はない訳です.

ここで気を付けて頂きたいのが, 私は働かないことを推奨している訳ではないということです.

あくまで人生の本質は, 「己の幸せ」です. それは, 人生を愉しむことと同義です.

目的のないFIREやセミリタイアは虚無であり, 私の考える人生の本質に反します.

やりたいことを見つけた上で, FIREやセミリタイアを目指すことがベストだと思います.

そのためには, お金の勉強己にしかない付加価値を探していくことが大事なのではないかと思っています.

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